蟻という生き物

■分類

ハリアリ類であるオキナワアギトアリには毒針があります。

アリは日本を含めた世界中に生息をする生き物で、アリを知らない人はいないくらい馴染みの深い昆虫の一つです。
ハチに近縁な昆虫で、９０００万年前にカリバチから進化したのがアリなのです。
その証拠に、アリの中では原始的なグループに入るハリアリ類には、今でもハチのように毒針を持っています。
カリバチの仲間は、単独生活をするハチですが、巣穴をほって、地中に産卵をして、孵化した幼虫のためにエサを運びこみます。
この子育てこそが、社会性を築く大きな一歩となったのです。

オーストラリアのブルドックアリも、とても原始的なグループです。

シロアリは、アリではありません。
社会生活をするところや、女王アリがいるなど、いくつかの共通点もありますが、アリはハチに近縁な昆虫で、シロアリはゴキブリに近縁な昆虫です。
良く見れば、見た目もまったく違いますね。

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